シングル部門のファイナリストが決定!
シングル部門の全日程が終了。決勝の舞台へと進むファイナリストが出揃いました。各予選を勝ち抜いた7名のターンテーブリストたちを紹介します。
東海地区:DJ REIKO
1995年にDJ活動開始。様々な現場で経験を積む一方、ソウルやファンクのレコード収集に熱を注ぐ。その後、DJとして腕に磨きをかけたい一心で2011年にDJ $HINに弟子入り。スクラッチやビートジャグリングに夢中になり、ターンテーブリズムの虜に。2017年にはKAMIKAZE DJ BATTLEソロ部門を制して初のタイトルを獲得。そしてDMCでは初のシングル部門女性ファイナリストになる。さらにAUTOBAHN DJ CHAMPIONSHIP vol.2ではフィメール部門で初代チャンピオンに。2018年はKAMIKAZE DJ BATTLEの3部門で優勝。勢いそのままに東海予選を突破してJAPAN FINAL一番乗りを決めた。DJ本来が持つべきのグルーヴにこだわったプレイは唯一無二である。
関西地区 : DJ Kouki
2000年頃、地元神戸でT-SK DJ’Sのパフォーマンスを見てターンテーブルを購入。バトルDJをはじめるも、大した結果もでず自然とターンテーブリズムからフェードアウト。就職、結婚、子育て、離婚とありきたりな生活を送っているなかDJバトルに見向きもしなくなっていたが、数年前にDJミキサーからパソコンが繋がっている映像を目の当たりに。不思議に思いインターネットで調べているうちに、気がつくとSeratoを購入し、インテリアと化していたターンテーブルの電源を入れていた。独学でターンテーブルと遊んでいるうちにルーティンが出来た時の喜びを覚え、いつのまにかDMC関西予選を通過。本大会ではわかりやすいターンテーブリズムで優勝を目指す。
中四国地区 : DJ JUNYA
福岡県久留米市出身の24歳。17歳でターンテーブルを買いDJを始める。その後、YouTubeなどでバトルDJの動画を目にして衝撃を受け、DJ Chooのレッスンに通いスクラッチやジャグリングを身につける。2015年からDMCに挑戦、4度目のチャレンジにてようやく初のJAPAN FINALへの出場を決めた。現在は同士たちとHIP HOPレーベル「音蔵(ネクラ)プロダクション」を創立して福岡県や佐賀県を中心に活動中。
九州地区 : DJ BUCK$
90年代にGM YOSHIやBEAT KNUCKLESのショーケースに衝撃を受けたのが、ターンテーブリズムの原体験。2000年代には年間100本以上のクラブDJをこなし、ミックスやトラック制作、イベントオーガナイズ、執筆活動等、多岐に渡り活動するも引退。しかし、それから10年後の2016年、DMC地方予選に突如参戦し、2017年には独特な世界観で日本2位を獲得。2年間でDJバトル出場15回、優勝3回、準優勝5回というハイペースで経験値を積みあげ、3年目のDMCチャレンジで20年越しの夢を追う。
東北地区 : DJ WA-TA
秋田県出身。完全独学で身につけたターンテーブリズムを武器に初のJAPAN FINAL進出となった2017年に続き2年連続で東北予選を制覇。戦極MCバトルなどでのショーケースを精力的におこない、日本語ラップブームの最前線でターンテーブリズムの普及に努めている。またWAZGOGG名義でトラックメーカーとしても活動しており、2018年8月にはアルバムをリリース予定。バトルの枠で終わらず、1つの作品としてのルーティンを目指している。
関東地区 : ANONYMOUS
埼玉県出身のDJ、ターンテーブリスト。2006年よりDJとしてのキャリアをスタートし、翌年にはターンテーブリズムに魅了されバトルの世界を目指す。様々な大会で経験と敗北を積み、2017年には自身のゴールでもあった激戦区、関東予選優勝を達成したが、そこはただの通過点であると痛感。今年も関東予選を制しJAPAN FINALへ進出。次なるステージを目指す。
オンライン : DJ FUMMY
15歳でDJを始めて以降、国内のコンテストで数々の優勝を勝ち獲ってきたDJ FUMMY。2013年のDMC JAPANでは念願のシングル部門チャンピオンに輝きWORLD FINAL出場を果たすなど、まさに名実ともに日本を代表するターンテーブリストとなった。バトル部門参戦となった2016年には日本代表として世界2位という結果を残すも、その向上心はとどまることを知らない。立ち振る舞いから曲の構成、テクニックなど全てにおいて創造性や躍動感に溢れ、独特のセンスとエンターテイメント性を併せ持つ現代のサムライターンテーブリスト。