DMC JAPAN DJ CHAMPIONSHIPS 2019 supported by Technics 開催決定!
2019年度のDMC JAPAN DJ CHAMPIONSHIPSの開催がTechnicsのサポートのもと決定しました。昨年と同じく全国6都市、そしてオンラインでの予選を経て8月のJAPAN FINALでシングルとバトルの頂点、すなわち日本一のDJが決まります。メインヴィジュアルは半蔵門に位置するアートスペースANAGRAのディレクションでグラフィックアーティストのnoiseが制作しました。以下はDMC JAPAN代表の大山陽一から開催にあたってのメッセージです。
イギリス国営放送BBCのプロデューサーだったTony PrinceのもとDMCが生まれた1985年から遅れること4年。DMC JAPANは1989年に発足しました。なんと、今年で30周年。現在に至るまで幾度かの大会休止や運営組織の変更を挟んでいるので、大々的に30年を祝おうとは考えていませんが、DJカルチャーに根ざした団体が、ここまで長い間、日本で活動を続けているのは極めて稀なことです。それもこれもTechnicsをはじめとするサポートしてくれるメーカーやショップ、もちろんターンテーブリストたちの情熱と、ファンの愛に支えられてのこと。関係者一同、心から感謝しています。
そして30年を迎えるタイミングで、現行の形での日本縦断6都市での予選開催は最後とします。前回、実験的に取り入れたオンライン予選が好評だったので、今年しっかりと構築しながら、来年は東京、大阪、名古屋の3都市+オンライン予選へとマイナーチェンジ。どこに住んでいてもルーティンを披露できるし、どこに居ても参加することができます。
オンラインにシフトしていくことは、時代に合わせた運営という観点からは遅すぎるかもしれませんが、生でターンテーブリズムを体感できる現場をDMCはとても大事にしてきました。今年で最後となるのはDJ KENTAROとNeoBrotherZがオーガナイズしている東北予選、DOM-AUTOとclub Gによる中四国予選、grafのCuntaさんがまとめる九州予選です。参加できる人は是非とも足を運んでみてください。インターネットでは伝えきれないコンペティションならではの緊張感、そして最後の予選大会ならではの熱量を直に感じることができるはずです。
節目となる2019年、ターンテーブリストたちがどのような物語をみせてくれるのか皆と一緒に楽しみたいと思います。
DMC JAPAN代表 大山陽一